育毛剤の効果的な治療法は5αリダクターゼの阻害にある

成人男性の4割が薄毛に悩む

薄毛に悩む日本人男性は、約1000万人と言われています。
これは成人男性のおよそ4割にものぼり、いかに多くの人の悩みであるかということが分かります。
髪の毛が薄くなると、どのようにして毛を増やすか考えることは深刻な問題となってきます。
若い頃は、髪の毛の薄さについて悩むようになるとは考えていなかった方も大勢いると思います。
そのような方にとっては、髪の毛が薄くなることは大きなショックです。

薄毛の原因に合った対策を選ぶ

ただ今では薄毛の原因のほとんどが、男性型脱毛症(AGA=Androgenetic Alopecia)によるものと診断されています。
AGAは、今多くの研究者がその要因などの解明を図っており、徐々にそれが明らかになってきたところです。

男性型脱毛症の原因は男性ホルモンにある

その中でハッキリしてきたのが、男性ホルモンによる影響です。
AGAの症状があらわれた人の頭皮を調べてみると、その部分の血中には男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)の濃度が高くなっていたのです。
さらに、このDHTの濃度が高くなればなるほどAGAが進行することもわかってきました。
DHTは、同じく男性ホルモンであるテストステロンが「5α-リダクターゼ」という酵素によって変換されることで生成されます。
そこで、この生成を抑えられればAGAの進行を抑えることができ、さらにそこに発毛を促せば薄毛の改善が期待できると考えられています。
これが、現在最も信用されているAGAの治療方法です。

AGA治療には5αリダクターゼの阻害がポイント

AGAの治療には、DHTの生成を抑える薬剤と血行を改善し発毛を促す薬剤の2種類が使用されています。
DHTを抑制する薬剤は、フィナステリドやデュタステリドがあり、「プロペシア」や「フィンペシア」、「アボダート」という育毛剤の名前で有名です。
一方、発毛を促す薬剤は「ミノキシジル」があり、どちらも高い効果があることが知られています。
なお、これらの育毛剤は基本的に病院で受診してから処方してもらうものです。
外国から個人輸入で手に入れることは可能ですが、体質や既往症によって体調に影響が出る場合があるため、まずは病院で受診し処方を受けてから考えることが推奨されています。